富士北麓公園からのスバルラインは山梨県富士吉田市上吉田~南都留郡鳴沢村大田和(富士山五合目)です。標高差は1000m超えとなります。
目次
富士スバルラインの参考HP
富士スバルラインの距離について
50km(往復)
富士スバルラインの標高差について
1300m
富士スバルラインの舗装について
すべてアスファルト舗装
富士スバルラインは自転車専用か?
一般道
富士スバルライン付近のトイレについて
数か所にトイレがあります。
富士スバルライン付近の飲食店について
途中1ヶ所、終点五合目にレストランがあります。
富士スバルライン付近の景色について
途中、下界の風景と富士山頂の景色が楽しめる箇所があります。
富士スバルラインのレポート
ヒルクライムの文字を見ておじけづく人が多いと思いますが、この富士スバルラインは勾配平均5%以下と、比較的登りやすい道路ですので、逆に初級者におすすめします。
まずは、この道路の魅力を順に説明します。
スタート地点について
スタートは料金所から、というのがレースの感覚ですが、実際には漕ぎ出し開始地点、すなわち駐車場のある富士北麓公園になります。この公園は、駐車場、トイレが充実しており、なおかつ駐車料料金が無料、サイクリング前の準備にもってこいの場所です。
スタートしてから
ここから料金所までは少し登りですが、この間でウオームアップをするとよいでしょう。
料金所以降
料金所を入って1合目あたりまではまっすぐ山頂に向かう少しきつめの坂道ですので力をセーブします。
その後、山頂方向を避けるような形で道は蛇行していきますが、その分、勾配はゆるやかになっていきます。
樹海台駐車場からは下界の眺望が望めますし、大沢駐車場からは遠く南アルプス眺望が開けます。以降、富士山山頂がちらちら見え出します。
ゴール付近について
ゴールまで数kmまで近づいた奥庭駐車場では山頂が完全なる姿で正面に臨め、溶岩、溶岩砂がむき出しになっており、最も富士山を感じられる場所でもあります。
その後、五合目まではほとんど平らな道で、颯爽と飛ばすことができます。五合目の喧騒はご想像通りですが、最近は中国人はじめ外国人の方が圧倒的に多く自転車乗りは話しかけられることもしばしばです。
下りについて
スバルラインの良さは、登りのみならず、下りにもあります。平均勾配5%以下で下り、加えてコーナーは観光バスを意識して緩めとくれば、普段絶対味わえない高速域でのダウンヒルが叶えられるのです。ギアが足りません。
但し、下りの速度はあくまで自己責任で、自動車に寄られたら素直に譲ってあげましょう。
スバルラインについて
スタートから標高差はかなりありますので、最初飛ばさずにペース配分に気を付けてさえいれば、初級者でも時間かければ登れると考えています。とにかく無理せず自分のペースを守ることです。
最後に、初級者におすすめの最大の理由です。
初級者は得てして登りを回避する傾向にありますが、それではいつまでたっても堅い殻を破ることができません。
一度、押しながらでもスバルラインを登り切ってみましょう。きっと大きな達成感に包まれるはずですし、その後のサイクリングにも奏効するにちがいありません。
自ら壁をつくらず打破する、会社員にも通じる大きな教訓をスバルラインは教えてくれるはずです。